ある人物AとBを考えてみる
人物Aをその属性に応じて
「白人」 (人種に応じて)
「キリスト教徒」 (宗教に応じて)
「男性」 (性別に応じて)
と区切り
人物Bをその属性に応じて
「アジア系」 (人種に応じて)
「仏教徒」 (宗教に応じて)
「男性」 (性別に応じて)
と区切ったとする
AとBとは、互いに異なる人種・宗教の区切りに位置するが
性別としての区切りでは同一である
故に、
「人種問題」「宗教論争」を考える時には
2人は異なる区切り内に位置するが
「ジェンダー論」で考える時には
2人ともは同じ側にいるとして考察される
つまり、純粋に「人種問題」だけで考える時には
「宗教」「性別」の区切りは関係ない
純粋に「宗教論争」だけで考える時には
「人種」「性別」の区切りは関係ない