かなり有名な本だから、知ってる人もいるでしょうけど
アドラー心理学の解説本です
〇要約
人に「原因」はない
「目的」のみがある
×昔親が離婚したから結婚できない
×店員に水をかけられたから怒った
↓
〇人間関係で傷つきたくないから結婚しない
〇支配したいから 怒りを道具として 怒った
人は自身の「目的」に合うものを見つけ、
自分でそれを選び使っている
それをライフスタイルという
だから選びなおすことも可能なはず
「悩みはすべて対人関係から生じる」
人は他者との比較により
劣等感が「客観的」でなく「主観的」に生じる
主観的である以上
自分で捉え方を選ぶこともできる
無力な状態で感じる劣等感をばねに
理想の自身(対人関係)へむけて成長できる
↓
「仕事」
「交友」
「愛」
と
「自己受容」 ありのままの自分を認める
「他者信頼」 他者に対して無条件の信頼を試みる
「他者貢献」 他者に対して役に立つ
を通じ
最終的には「共同体感覚」(仲間意識)へと
しかし、対人関係に「勝ち負け」「競争」「縦の関係」があると
劣等感をつかいこなせない・悩みが生じる
自分はだめなんだ・自分はすごい人・不幸で注目浴びよう・世界が敵に見える・復讐してやろう
↓
「承認欲求の否定」 きらわれてもいい
「課題の分離」 自身は、他人の承認を満たすために生きているわけではないし
他人も、自身の承認を満たすために生きているわけではない
↓
「脱自己中心性」
「他者そのものへの関心」が生じて
横の関係(仲間)になれる